こんにちは、カツヤママです。
広告業界でフルタイムで働くママで、子育てや働くにまつわることを発信しています。
今回は、こんなことに子供って喜ぶんだなーという話。
小3になると持つことができるものって、なんでしょう?
息子の通う学校では、小3になると「折たたみ傘」を持つことができます。
1、2年生のうちは、開閉で指を挟むからなのか
うまくたためずにビショビショになるからなのか
定かな理由はわからないけれど、持つことができません。
長い傘がちょうど壊れてしまったので、
夏のはじめに折りたたみ傘を買いました。
やっぱり「指を挟みやしないか」
と心配だったので、子供用の折り畳み傘。
最近はスコールなさがらにいつ豪雨が
降るかわからないですからね、持たせておくと安心です。
夏の間は学童にいってもらっていたので
お盆以外は毎日、学校でした。
買ったのはちょうど梅雨が始まる頃、
もう3年生にもなると「キャラもの」も嫌がるので
無地の紺色、1箇所に透明窓がついている傘。
はじめて持ったのは、駅前のスーパーにいくとき。
たいして雨も降ってなく今まではこのぐらいの雨じゃ
傘なんてむしろ刺さなかったけれど・・・
歩きながら何度も開いたり閉じたり
そんなに開け閉めしてたらこわれちゃうよー
と言っても
「大丈夫だよ。知ーらん、ベッタン、ゴーリラ!だって、うれしんだもん。」
と最近はすっかりギャングエイジと化していた
息子がまさに童心(いや、日常的に童心のはずなんだけど)に
帰った瞬間でした。
学童に通う夏の間ずっと、ピーカンの真夏日にもバックに忍ばせて
とっても愛された折りたたみ傘。
9月に入って彼の傘愛が
通常モードになった頃、骨が折れました。
短命とみるのか
普通の傘以上に開閉をくりかえされたわりに
ひと夏を越した長命とみるか。
2000円ほどの子供用折り畳み傘が
息子のこころに残した記憶は値段以上の価値があるはず。
大人になって、雨の日にふと折り畳み傘をさしたとき
ふと思い出したりするのでしょうか、初めて折り畳み傘をさした日を。
なんでもない日常の記憶の方が、なぜか鮮明に心に残ってたりすることないですか。
あれってなんででしょうね。
まあ40を過ぎてからでしょうか、そういった記憶の尊さに気付けたのは。
子育てをしていると、長く生きてきてよかったな、と思うことが多々ありますね。
これもまた、子育ての醍醐味かもしれません。
折り畳み傘一本で、こんなに文章がかけることも、知りませんでした。
今回は、息子が一緒にひと夏を過ごした折り畳み傘について、書かせていただきました。
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