「今さらブログって意味あるの?」
そう思って、手が止まったことが何度もあります。
SNSでは一瞬で拡散され、AIは質問すれば“それっぽい答え”を返してくれる。
私が何時間もかけて書いた記事よりも、
ChatGPTの一文のほうが誰かの役に立つかもしれない——。
そう感じた瞬間、何を書いていいかわからなくなった。
でも、それでも。私は今もブログを書き続けています。
私が一度、ブログを書くのをやめかけた理由
SEOはどんどん難しくなり、競合も増え、AIが記事を量産できる時代。
冷静に見れば見るほど、「もうやめてもいいかも」という気持ちが顔を出しました。
実際、このブログも一度“冬眠”していた時期があります。
でも、不思議なことに——寝かせている間にも、
過去の記事を読みに来てくれる人が少しずついたんです。
そして気づきました。
「流行ではなく“積み重ね”でつながる読者がいる」と。
でも、それでも書き続けてきた理由
いちばん大きい理由は、
ブログを書くことが、自分の思考を整える行為だったからです。
書きながら何度も、自分に問いかけてきました。
「私はなぜ、これを発信したいのか?」
「誰に届けたいのか?」
「どんな働き方をして生きていきたいのか?」
その問いを言葉にすることで、
少しずつ“自分の軸”が見えてきたんです。
ブログは、誰かに伝えるための場所であると同時に、
自分と対話するためのノートでもあります。
フロー型の発信に感じた“物足りなさ”
もちろんSNSやnoteにも良さはあります。
反応が早く、共感がすぐに届く。
でも、そのぶん“流れていく”。
昨日の投稿は、今日にはもう埋もれている。
フォロワーが増えても、「積み上げている実感」が薄い。
そんなとき、戻る場所になったのがブログでした。
一度書けば残り、検索され、いつか誰かに届く。
その“持続する力”が、私を支えてくれています。
ブログは「発信のハブ」になる
私にとってブログは、
SNS・note・LINEなど、すべての発信のハブ(中心)です。
SNSで反応があったテーマを深掘りし、
noteで語った思いを整理して蓄積する。
それをブログという“母艦”にまとめておく。
すると、自分の発信が“流れ去る”ものから“積み上がる”ものへ変わります。
過去の自分の軌跡を見返すこともでき、思考の変化を可視化できる。
ブログはまさに、“言葉の資産を育てる場所”なんです。
目に見える“効果”も、ちゃんとあった
思考整理のために始めたブログですが、
続けているうちに確かな実利もありました。
・講座や個別相談の申込み
・LINE登録
・アフィリエイト収益
・執筆やコンサル依頼
これらはすべて、ブログ経由で届いたご縁です。
SNSは“きっかけ”を生む場所、
ブログは“信頼”を積み上げる場所。
この2つを組み合わせることで、仕事が自然と循環しはじめました。
AI時代だからこそ、「誰が書いたか」に意味がある
たしかに、AIは便利。
調べたい情報はすぐに出てくる。
けれど——。
「誰の言葉で」「どんな想いで」書かれたか。
そこに心が動くのは、やっぱり“人の言葉”なんですよね。
誰かの迷いや葛藤、経験から生まれた言葉には、
AIでは出せない温度があります。
その温度に救われる瞬間があることを、私は知っています。
だからこそ、私はこれからも自分の言葉で書くことを選びたい。
書くことは、整えること。
ブログを書くことは、
“未来の私”のためであり、
“今どこかで悩んでいる誰か”のためでもあります。
読まれない日があっても、
検索に乗らない記事があっても、
言葉を積み重ねること自体が、未来の力になる。
もし今、あなたが「書いても意味ないかも…」と思っているなら、
それでも一度、書いてみてください。
あなたの言葉は、必ず誰かに届く日がきます。
そしてその“誰か”は、1年前のあなた自身かもしれません。
「整えるように、書く」という選択を。
ブログは、誰かに評価されるためではなく、
自分を整えるために書いてもいいと思うんです。
その延長線に、共感や仕事、つながりが生まれていく。
それが“はた楽”の発信のかたち。
もし今、「一人で書くのがつらい」と感じたら、
あなたが安心して立ち寄れる場所をつくりました。
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