あわせて読みたい記事
「副業、始めてみたい」
そう思ったとき、あなたは何から手をつけますか?
私が最初に副業を始めたときは、正直“何も考えずに”動き始めてしまいました。
ただただ会社員としての将来に不安を感じて、「このままでいいのかな…」とモヤモヤしていたからです。
でも実際には、情報に振り回され、手当たり次第に手を出し、体力と時間だけが消耗していく日々。
そんな回り道をたくさんしてきたからこそ、今ならはっきり言えます。
副業こそ、“戦略的”に整えてから始めることで、時間のムダも、体力勝負の働き方も避けられる。
この記事では、これから副業を始める40代女性が、まず見直しておくべき3つのポイントをお伝えします。
自分に合った副業を見つけ、無理なく続けていくために、ぜひ参考にしてくださいね。
40代で副業を始める前に、整えるべきことがある
副業に関する情報は、今やネットやSNSにあふれています。
けれど、40代で副業を始めようとしたとき、ただ「流行っているから」では続かないのが現実です。
特に私たち世代は、仕事・家事・育児に加えて、自分の体力や家族の将来など、考えることがたくさんある。
そこに「副業」という新しい選択肢を加えるには、どうしても慎重にならざるを得ません。
それに、会社員という働き方に慣れている人ほど、実は副業の進め方に戸惑いやすいと私は感じています。
会社では、目的やゴールが決まっていて、それに向かって「これをやればこうなる」とある程度の前例がありますよね。
でも副業、とくにネットを使った副業は、そういった枠組みがないことがほとんど。
「やってもすぐに成果が出ない」
「いつ報われるかわからない」
そんな不安がつきまとい、実際に私はこれまでにいくつかのブログを立ち上げたものの、
途中で迷宮入りさせてしまったこともありました。
今思えば、「整えないまま、いきなり走り出してしまった」ことが原因だったと実感しています。
だからこそ、これから始める方には、“整えてから始める”ことを強くおすすめしたいのです。
- 今、どんな時間が使えるのか
- どんな気持ちで副業をやりたいのか
- 自分には何ができるのか
この3つをしっかり見直すことで、「無理なく、でも確実に前に進める副業の土台」ができます。
焦らなくて大丈夫。
自分らしい副業のスタートは、スキルや資格より先に、自分の内側を整えることから始まります。
① 時間を見直す|“空き時間”ではなく“確保できる時間”を探す
「時間がないから、副業なんてムリ」
これは、私自身が何度も口にしていた言葉です。
仕事に家事、子どものこと、自分の体調管理。
毎日がぎゅうぎゅうで、正直“隙間時間”なんてないと思っていました。
でも実は、「空いている時間を探す」のではなく、意識して“確保する時間”をつくることが、最初の一歩になります。
たとえば、朝の30分。
SNSやニュースを見ている時間を“副業の時間”に置き換えるだけでも、1週間で3時間以上確保できます。
完璧を目指さなくて大丈夫。
副業は「すき間にやるもの」ではなく、「小さくても自分で決めて動かす時間」として捉えることで、ちゃんと進んでいきます。
- 1日のスケジュールをざっくり書き出す
- 平日と週末の違いを把握する
- 「やらなくてもいいこと」に気づけるかも
自分の1週間を見える化するだけで、「この時間ならできそうかも」と感じる瞬間が出てきます。
忙しい人ほど、“減らす”ことより“選ぶ”ことが鍵になります。
- 週1回×1時間でもOK
- 朝の30分×週3日でもOK
実際に私が副業を始めたときは、「日曜の夜30分」と「金曜の朝15分」からスタートしました。
小さく始めたからこそ、無理なく続けられたと感じています。
② 気持ちを見直す|「なぜ副業したいのか」を言語化する
副業を始めたい──
その気持ちの裏に、どんな想いがあるかを言葉にしたことはありますか?
- 「お金に余裕がほしい」
- 「好きなことを仕事にしたい」
- 「会社に頼らない働き方をしたい」
- 「誰かの役に立ちたい」
どれも立派な理由です。
でも、多くの人が「なんとなく不安で」「なんとなく副業したほうがいい気がして」動き出してしまうことが多いんです。
もちろん、「なんとなく始めたい」という気持ちは、立派な動機です。
けれど、そのまま闇雲に走り出してしまうと、どうしても目に見えやすい外側の成果ーーたとえばフォロワー数や、SNSでの反応数に心を揺さぶられやすくなります。
そこにばかり意識が向いてしまうと、「自分は何のためにこれをやっているんだっけ?」という本質を見失ってしまうんです。
副業を長く、そして自分らしく続けていくには、表面的な評価ではなく、「誰に、何を届けたいのか」というメッセージの軸を持つことが大切。
副業は、自由に始められるからこそ、ゴールやルールも自分で決める必要があります。
そのときに支えになるのが、「そもそも、なぜやりたいと思ったのか?」という“原点”。
目的がはっきりしている人は、たとえ時間がなくても、成果がすぐに出なくても、「自分の道」として進み続けられます。
手を動かしながら、自分の本音を引き出してみましょう。
- 「今、副業を始めたいと思った理由は?」
- 「副業で得られたら嬉しいものは?」(お金/自由/自信など)
- 「その理由は、なぜ今の働き方だけでは満たされないのか?」
たった3つですが、この問いを使って紙に書き出すと、想像以上にスッキリします。
言語化することで、モヤモヤが「やりたい理由」に変わり、副業の軸になります。
③ 得意を見直す|人から褒められたことにヒントあり
副業というと、「特別なスキルが必要」「資格がないと難しい」と感じてしまいがちですが、実はそんなことはありません。
大切なのは、“自分がすでに持っているもの”に気づくことです。
私たちは、日々の仕事や子育て、人間関係の中で、たくさんの経験とスキルを積み重ねてきています。
でも、それらはあまりにも「当たり前」にやってきたことだから、自分では“得意”とすら思っていないことが多いんです。
- 「それ、すごいね」
- 「なんでそんなふうに考えられるの?」
- 「あなたに頼んでよかった」
過去に誰かにそう言われたことはありませんか?
その中に、あなただけの“副業のタネ”が眠っています。
「私にできることなんて…」と思っても、他の人にとってはそれが価値になる。
副業とは、“キラキラした特別な才能”よりも、地に足のついた「日常の中の強み」を活かすほうが、実は長く続けられます。
「自分の強みを見つける」のにぴったりなツールが、ChatGPTのようなAIです。
例えばこんなふうに入力してみてください:
「私は10年間営業事務をしてきました。お客様との調整や資料作成が得意です。この経験を活かせる副業アイデアを教えてください」
すると、自分では思いつかなかった切り口や、副業のヒントが得られることも。
自分の経験やスキルを、“誰かに伝える形”に変える=言語化することで、次の一歩がぐっと現実的になります。
得意を言葉にできると、「これを活かしてみよう」と思える。
その一歩が、自分らしい副業のスタートにつながっていきます。
自分では気づけない「得意」に気づくきっかけは、意外と人との会話の中にあります。
実際に私がどんなふうに“得意”に気づいていったか、noteにまとめていますので、よければあわせて読んでみてくださいね👀
👉 人と話すからわかる「自分の得意」こそ、40代からの仕事を心地よくする。
整えてから、動き出す。焦らない副業準備が未来を変える
副業を始めるのに、特別なスキルや資格は必要ありません。
でも、続けていくには「自分を整えること」がなによりも大切です。
今回ご紹介した3つの見直し👇
- 時間:空き時間ではなく、“確保できる時間”を見える化する
- 気持ち:「なぜやりたいのか?」を自分の言葉で言語化する
- 得意:他人から褒められたことに、自分の価値を見出す
この3つをしっかり整えておくことで、振り回されずに、自分のペースで副業を進められるようになります。
私自身、いくつも回り道をしたからこそわかるのは、
「整えずに始めた副業は、軸がなくて、どこかで迷子になる」ということ。
逆に言えば、整えた上で始める副業は、多少時間がかかっても、しっかり育っていきます。
そんな方のために、「整える副業ロードマップ」を公開中です。
LINEに登録していただくと、自分に合った副業スタイルを見つける診断&PDFも受け取れます📩
あわせて読みたい記事
▶ 40代からの副業ジャンル選び|失敗しないための3つの視点(準備中)
副業って何から選べばいい?と迷ったときに。自分に合うジャンルを見つけるための考え方をわかりやすく解説しています。
▶ 副業が続かない…を卒業!40代ワーママが実践した「副業習慣化」のコツ7選
途中でやめてしまう…そんな不安がある方へ。40代女性が副業を“無理なく続ける”ための心の整え方をまとめています。
▶ ChatGPT副業アイデア10選|初心者でも月1万円を目指せる稼ぎ方とは?
スキルがなくても始められる副業ってある?という方に。ChatGPTを活用した初心者向けの副業アイデアを紹介します。
▶ 整える副業ロードマップ|あなたの副業スタイル診断はこちら(準備中)
副業を始めたいけれど、何から?という方に向けて。自分に合うスタイルがわかる診断&ステップ解説を無料で配布中です。