昇進を断った私が、「このままじゃ終われない」と思えた理由
「このままで、会社員でいいのかな…?」
子育ても仕事も、自分なりに一生懸命やってきた。
でも気づけば、負担ばかりが増えているような気がして。
本当は時短勤務のはずなのに、企画会議に呼ばれ、資料作成に追われ、
休日出勤まで当たり前のようにこなす日々。
「ちゃんと結果を出さなきゃ」
「頑張っているところを見せなきゃ」
そんな“へんな脅迫感”に突き動かされて、
気づけば給料以上に働いていた気がします。
それでも、誰かに評価されるわけでも、道が開けるわけでもない。
この働き方に、未来はあるんだろうか──。
そんなモヤモヤを、ずっと心の片隅に抱えていました。
「マミートラック」という言葉に出会った
ある時、ネットで偶然見かけた言葉。
それが「マミートラック」でした。
マミートラックとは
子育て中の女性が、育児と仕事の両立を優先するあまり、昇進やキャリアの成長ルートから外れてしまうこと。
もちろん、時短勤務や育児支援はありがたい仕組み。
でもその裏で、「責任あるポジションは任されない」「昇進は難しいよね」と、暗黙のキャリア制限があることも、なんとなく感じていた。
そしてなにより怖かったのは、
「これ、私にも当てはまるかもしれない」
と気づいてしまったことでした。
副業——もう一つの「自分のための働き方」
私は、仕事が嫌いなわけじゃない。
むしろ、やりがいを感じることもあるし、任されたことには全力で応えたいタイプです。
でも一方で、
「会社のために、人生を全部捧げたいわけじゃない」
という思いも、ずっと心の中にありました。
子どもとの時間も、自分のやりたいことも、
すべて“後回し”にしてまで今の働き方を続けることに、疑問を感じ始めていたんです。
「整える副業」という私なりの答え
たくさん迷って、いろいろ試して。
副業も、ブログも、発信も、ツール活用も——
その中で見えてきたのが、
「まず自分の思考や気持ちを整えることから始めて、
会社にしがみつかず、自分の軸でも働いていく」という働き方。
私はそれを、**“整える副業”**と名づけました。
🟠 無理に成果を急がず
🟠 自分の気持ちと向き合って
🟠 好きや得意を少しずつカタチにしていく
それは、「会社員かフリーランスか」という極端な選択ではなく、
“今のままでもいい。でも、今のままで終わらせない”という選択肢です。
“外に向ける気持ち”が、会社の中の自分を軽くした
副業を始めてみて思ったのは、
「稼ぐ」こと以上に、自分の気持ちを会社の外に向けることが、
こんなにも気持ちをラクにしてくれるんだということでした。
副業をしているからといって、会社を軽んじたわけじゃない。
でも、「ここにしがみつかなくてもいいんだ」と思えることで、心に余白ができたんです。
その“軽やかさ”が、本業への向き合い方にもいい影響を与えてくれました。
会社の中の自分だけがすべてじゃないと思えることで、
働くこと自体が少し楽になった気がします。
実はこのテーマについて、日経xwomanの「クロスウーマン」でも取材を受けました。
「昇進を断った女性がその後どうキャリアを築いたのか」
そんな問いに、私なりの視点で答えています。
この記事では書ききれなかったことや、
その後どう副業と本業のバランスを整えてきたか──
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今、SNSには
「1ヶ月で10万円!」
「スキマ時間で一気に稼げる!」
そんな“ギラギラした副業情報”もたくさん流れています。
でも私は、焦らず、無理せず、細く長く続ける副業こそが、
自分らしい働き方を取り戻す一歩になると感じています。
会社員をすぐに辞めるわけでもなく、
むしろ、会社員としてのスキルや立場を活かしながら、
“自分の軸”を育てていく働き方。
それが、子育てをしながら「このままでいいのかな」と感じ始めた方にとって、
いちばん現実的で、続けやすい副業のはじめ方だと私は思っています。
そして、
自分の「やりたいこと」に静かに向き合いたい方へ。
私は今も、会社員をしながら、副業を細く長く続けています。
そんな中で感じたこと、つまずいたこと、
うまく言えなかった“本音”を、赤裸々に綴っています。
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ゆるっと副業マインドが育ちます。
まとめ
副業は、「今すぐ稼ぐため」だけじゃなく、
これから先の自分の人生を整えるための選択肢にもなります。
「このままでいいのかな」と感じたら、
その気持ちを、大事にしてあげてくださいね。
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