【ひとり息子の子育て】冬休み、息子のチャレンジに母が思ったこと

ある日ショッピングモールに行ったら、

特設アイススケートリンクができていた。

スケートリンクとは名ばかりの、小さなスケートリンクだけれど、

幼児や小学生の子供たちを中心になかなかの賑わい。

 

たまたま通りかかってリンクを目にした息子、

目を輝かせながら「やってみたい」と言う、

 

ん?お忘れだろうか、2歳ばかりのころ、

親の興味本意でやらせてみた、

ファミリ牧場にあったローラースケート場で

ギャン泣きしたことを。

 

母の中の嫌な記憶が走馬灯のようにめぐる横で、

キラキラさせた目で訴えかける8歳に育った息子。。

 

「そお?大丈夫?ママは一緒にできないけど・・」と

恐る恐る息子のチャレンジ精神を汚すまいと

および腰になった気持ちを改め、

リンクの受付に財布をもって挑む母。。

 

本当に大丈夫だろうか??

 

の想いをよそに、ルンルンでアイススケートリンクに降り立った息子。

案の上、最初に降り立った姿は、生まれたての小鹿状態・・

 

足がプルプルしてるけれど・・

ヘルメットに、肘当て、膝当てと無料レンタルで

完全防御をされた息子、、まあコケたところで大丈夫か・・

 

親の私はリンク外で2歳以来の息子の勇姿を見守っていた。

案の定何度もころぶ息子、

モチベが落ちないよううまいうまい!とおだてる場外の私。

 

「無理せず、まずは歩くようにしてみたら?」なんて

偉そうにアドバイスしている母である私、、実は40うんねん、

 

アイススケートなんてやったことがない・・・

 

そうこうするうちに30分、1時間とすぎて、

息子は何度も転んでは立ち上がってスケートリンクと格闘。

きっちり制限時間を、滑り終えた。

 

見てただけでも結構転んで、背中のお尻の部分はビショビショになって

もどってきた息子、もう2度とやらないというのか、、と思いきや

「あーーー楽しかった!」と清々しい笑顔。意外や意外、自分でも手応えをつかんだようで

親の心配をよそに満面の笑顔と紅潮した顔をする息子。

 

子供の純粋に楽しむ心って、本当にうらやましい。

 

彼は、周りからどう思われるか、とか、

転びまくってもう嫌だ、とか一切考えず

純粋にスケートを楽しんでた。

 

その後、2週間続いた冬休み、

毎日のように公共のスケートリンクや、

大きめの不動産デベロッパーが運営している

スケートリンクに通った息子。

 

・・ちなみに羽生くんを始めとする

アイススケート人気効果なのか、探すと意外にも

スケートリンクって近所にあることにびっくり。

 

冬休みが終わるころにもう一度、

ショッピングモールのスケートリンクにいったときには

「このスケートリンクはオレちゃんには、小さすぎるや」だって。

 

こうやって子供はなんでもすぐに克服できちゃう、、

 

純粋に楽しむこと。

原動力はそれにつきる、

 

この冬、彼から私が学んだことは大きい。

 

あれこれ考えず、やりたいと思ったことに全力投球する、

 

これが一番結果に早く行きつく方法だ。

 

2021年。この冬は2度とやってこない。

そして息子が親と出かけてくれる日々もきっとごくわずか、

アイススケートの思い出も

きっとかけがえのないものになるね。

 

さてと、今年私は息子に負けない

チャレンジをどれくらいできるんだろか。。

楽しみ楽しみ。

 

(後日談)

息子の楽しそうな滑りに乗じて

私も40すぎて人生で初めてスケートにチャレンジ・・

始めて30分で尾骨を強打して、2週間痛みに苦しみました。。

大人のチャレンジは、無理のない範囲がいいですね。。とほ。。

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